- 19sai
唇に毒をぬって
ぼくの部屋にきたでしょう?
あなたのキスで
もう体も脳も溶けてしまいそう
大キライな ぼく 19才
大キライな ぼく 19才
吐き気がするくらい
- 91ji 91pun
頭にきて ケータイ電話
壁に投げつける
逆さになった 待ち受け画面
現在・現在・表示の時刻は
91:91 91:91
91:91 91:91
止めても鳴る目覚まし時計
ケリをくらわせる
- Adayume
部屋の中じっとうずくまって
暗闇に目を凝らしていると
隣の部屋で誰かが
ほら君をのぞいている
部屋の中テレビもつけずに
真夜中に耳をすませていると
どこかでまた誰かが
君を裏切ろうとしている
- Amai Kajitsu
受話器のむこうで
音がしているけど
その部屋に誰か
他にいるんじゃないのかい
テレビの音って
君はいっているけど
何かが動いた音に聞こえたんだ
どうしていつもそんなに
- Ameagari No Asani
どこかでカミナリの音が
夜の空に低く響いた
あれこれ悩んだりした結果
やっぱりどうしようもなかった
いつか暗い雨雲を抜け出して
雨あがりの朝に 透き通った朝に
君に会いにいくよ
何もなかったような顔をしてさ
- Aozora
あれから君のことは
そうしばらく思い出さなかった
慌ただしい日々のおかげで
ヒリヒリしたカタマリは
ムネの奥にずっといたけど
最近はマシになったみたい
今日の空 宇宙までつきぬけそう
世界中の涙なんか
- Asymmetry
涙の色はきっと
にぶいぼくには見えやしないから
<闇泰>
自分が思ってるよりも
君は強い人間じゃないし
抱きしめるぼくにしたって
君と何もかわりなんてない
ヒドイ嘘をついてふさぎこんだり
- Bakudan Juice
今さっきまでキッチンで
くすぶっていた問題は
この強力なPoisonで
洗い流してしまった
最近ぼくらのいくつかの問題は
こんなふうに解決してしまう
今朝ちょっとまだ玄関に
- Bokutachi No Hibi
最近のぼくらは したり顔で
都合のいい愛に 浮かれていた
優しく 抱きしめるふりをしたり...
冗談ばかりで 楽しすぎて
体の奥まで 甘えたりして
ありえない夢を見て 日々が過ぎる
今 ぼくらの声は カラカラと
乾いた音をたてて すり減っていく
- Call My Name
きみの赤い唇が
少しぬれている
それは喉や胃までずっと
つながってるんだね...
そんなこと思い浮かべながら
きみとキスをしたんだ
そんなこと考えていたら
気持ち悪くなってきた...
- Fankagerion
6月はいつも
全てイヤになってしまうの
心の場所がなくなってしまう
反面 あなたのそのヤサシサも
ナメクジみたいで
ゾッとしちゃうし
6月はいつも
私 おかしくなってしまうの
- Fonoscope
昨日の夜9時 ぼくは思いついた
"ちょっと待って
愛ってもっと大切じゃない?"
バカにしないで!ただ伝えたいだけ
それ四捨五入したらムダって事?
探したらきっと
言葉は消えてしまうよ
耳をすませば 絶望と
- Hikari No Kawa
少し動き出した週末の渋滞の中で
となりをゆっくり過ぎる
車に目がとまった
助手席に確かに
君がいたように見えた
見まちがうわけはないんだ
心がざわついた
君の姿を確かめようとしたけど
- Himitsu
ねぇ気になって友達に
聞いてみたんだ
君がちょっといない間に
ぼくらがそっと内緒で
会っていること
誰にも話していないよね
thu lu thu thu lu thu
どこで何をしていても
- Hit Chart Wo Kakenukero
生きてゆくために
何をすればいいかなんて
ぼくの父さんだって
きっとわかっちやいないのに
さんざん欲ばって
ぼくがたどりついたのは
どっかで聞いたような、
サルマネのコンセプト
- Home Nite
また誰か 今日も
ギターをつま弾いてる
街の音に混じって
オロロンと鳴いています
昨日 父親の
インクの臭いがする
手で殴られたあとが
グズグズと痛むのです
- Ijimetemitai
(ゴメンナサイ)
会う度にするだけしてきて
欲望にまかせて
(ゴメンナサイ)
そのたびにこんなに乱れて
体に悪いんじゃない
飽きちゃったわけじゃないんだけど
こんなこと試してみたくない
- June
雨がやんだ後の
むっとした空気の中で
はじめて見る街の
景色にドキドキしてた
高いエントツと 機械油のにおい
生まれた街の
靴じゃ歩きにくいみたい
June 新しい街に来て 今
- Kazanagi
はじめからそのつもりで
君はいたのかも...なんて
それならそれで別にいいや
今さら確かめようもない
誰を憎んだらいい?
何をおし殺せばいい?
手をふらずに去っていく方は
ぼくより悲しいのかなぁ...
- Kimagure
ろくに食事もせずにぼくらは眠った
月も太陽も無視して
やることもなくただ体いじりあって
こんな日がずっと
続いてく気がしたんだ
あとちょっとだけ眠ったら
ぼくら無傷でまた明日にいける
この世界の気まぐれと
- Kiseki
いま奇跡が起こりそうな予感に
抑えきれないくらい
胸騒ぎがするけど...
落書きでうまった白い壁
やけたロードショウのポスター
昼間のマンガ喫茶のうすいジュース
照り返してる太陽光
ユメと希望って言ったって
- Loveless
あなたのことを想うたび
胸がいたむのは何故かしら
恋をしたときにどうしてこんな
切ない気持ちになるのでしょう
意気地のない愛はいつも
始めるまえに終わる
涙があふれだすまえに
心が泣きださぬように
- Natsukage
言葉が いま詰まってしまったら
ぼくらの夏は
ここで終わってしまいそう
上手に笑えてる自信なんか
あるわけないのに...でも笑った
踏みつぶしたカカトを
はきなおしたら
ため息をぐっと飲み込んで
- Nichiyoubi No Gogo
今日 母親がかってきた
赤くて大きなブラインドは
午後の日射しをさえぎって
部屋中を赤くぬりつぶした
誰もそんなこと
望んでるわけじゃないのに...
赤い 赤い 流れる血より赤い
- Party People
出会ったんだっけ?
その運命の人って
見つけたんだっけ?
生きてく理由って
今 聞かないでよ
パーティーでぶっ飛び中
気にしてんだっけ? 占いとかみて
迷ってんだっけ? 自分の10年後
- Sayonara Home Run
何も手につかずに
夜の八時 ぼうっと見てるテレビ
"おれ、この先、どうしよう..."
誰かが打ったツーランホームラン
みんな笑い抱き合って
そのシーンが眩しすぎたんだ
ほんとはぼくだって
誰かを笑顔にしてみたりしたい
- Seigi No Mikata
街はずれの工場のならび
不思議な家族が住む
昼間から家族4人で
テレビをみている家
標準的な幸せの風景
しかしいつのぞいてみても
テレビばかりみている家
何かしてる様子もない
- Service Coupon
窓を開けたままで 寝たせいで
ぼくの体に
たくさんの不幸がついた
君の左の手に つかさどる
神の力で この理不尽を消してくれ
しかるべき日々の問題
不確かに続く状態
キイロイ サービス・クーポンで
- Shayou
鈍い黄色の夕陽が
染めた公団のむかい
ブランコさえない公園で
ぼくらははじめてキスした
もう ぼくら以外のこと
ほんとにどうでもよくて
ぼくが描いた自分は
ただ君のためにあった
- Speed
SPEED UP
ぼくが死ぬ日は きっとこんな
SPEED UP
どうって事ない天気なんだろう
SPEED UP 「生きるスピードって、
こんなもんかな??
SPEED UP
ていうか、おれ、生きてるの?」
- Spirit
誰かがいう自由へとび立つべきだと
頭の中で自由が何度もまわった
誰かがいう必ずユメはかなうと
帰りの道でぼんやり未来を
探してみた
相変わらず
ぼくはしょうもないことで
おじけづいたりしている
- Story
とりあえず そーゆーふうに
笑っているのは
どうしたらいいかさえ もう
わかっていないから
ねえ こんな適当な 生臭いキスに
どんなやさしさを感じればいいの
想像していたよりも実は
ずっとはやく
- Taifuuwa Hokuhokutouni Shinrowokae
涙ならふくでしょう?
それすら流れないなら
悲しみはどうしたら
ぼくから出て行きますか?
イタミ知らないから
子供のころ 虫つぶした
そんなふうにぼくらは
- Tegami Bachi Reverse
Облака раздвинув, брызки мне в глаза
Слепящей вспышкой закатные лучи
Как длинный мост из хрупкого стекла
В город с неба тянутся дни.
Одиночество и гордость
Навсегда со мною.
Без них не может сбыться ни одна мечта.
- Thank You
ねぇ明日しんでしまおうかしら
もどかしいこと全てのあてつけに
君の心ゆれますか
ぼくのことで後悔してくれますか
ねぇそれ以外のやり方で
どうすれば神にすぐなれる
感じわるいかしら
でも何もかもが気にさわるのです
- Tokyo Life
深夜テレビの中で
シンデレラのスカートがヒラヒラ
ゆれている
いつのまにか4時
今日 誰とも話していないけど
そろそろ寝なきゃ...
思い描いた TOKYO STORY
こんなんだっけ? TOKYO LIFE
- Uchuu
もしも宇宙に一人
放り出されてしまったら
ぼくの母親でさえ
見つけられないでしょう
果てしなく夜がつづいて
ずっと寒いのかしら
そのうち酸素だって
なくなってしまうよね...
- Yakusoku
kumo to kumo no kirema kara
sashikonda hikari no suji
sono suki kayotta ORENJI ga
sora to machi wo tsunaideiru
hitoribocchi wa jitto shitesaeireba
sorenari no asa wa otozureta
demo kimi to futaribocchi
- Yoakemae
風の音が やみそうにない夜は
よけいなことを考えてしまう
世界中で ただぼく1人だけが
ゆるしてもらえないような気分さ
ねぇ君はあの時電話をしてきて
ねぇ君は本当はどうしようとした
今テレビの画面で誰かが
愛のため その銃をとった
- Yuudachi
その日 午後から日暮れにかけて
かるい夕立ちが通り過ぎた
そして ぼくらは海の近く
ぬれたアスファルトを走った
つぶれた うすぐらい貸し倉庫のかげで
しばらく 空を見上げて雨をしのいだ
- Yuudachi - Afternoon Shower
Sono hi gogo kara higure ni kakete
Karui yuudachi ga toori sugita
Soshite bokura wa umi no chikaku
Mureta asufaruto ashita
Tsubureta usugurai ga souko no kage de
Shibaraku sora wo miagete ame wo shinori da